Geophysical Research Group
FNCT

平成19年度福井工業高等専門学校教育後援会研究奨励金による研究完了報告書

福井県及びその周辺における地殻活動の研究

       
5年 電気工学科 鷲田晃暢
5年 電気工学科 山本大祐
2年 物質工学科 谷口 渓
2年 物質工学科 竹内 渉
2年物質工学科 向當綾子
1年機械工学科 藤居 良
1年機械工学科 小林拓郎

指導教員 岡本拓夫教官

1 はじめに

 地球物理学研究会では、地殻活動や地盤特性について観測、研究を行い、 特に福井県の地震活動と地球電磁気について統計的に調べている。 方法としては、各観測室でパソコンを利用し、観測されたデータをA/D変換して記録し、解析している。 今年度も、昨年度と同様に福井市笹谷町と池田町谷口にある各観測室(SSJ, TIJ)へ行き、観測装置の修理やデータのダウンロード、 観測室の保守を行った。また、2007年12月21日(M4.5)を谷口観測室(TIJ)で記録することができた。 Webでも情報を発したので、それらについても報告する。


 

2 観測点のメンテナンスについて

 福井市笹谷町、池田町谷口にある観測室(SSJ,TIJ)において、冬の観測に障害がないようにメンテナンスを行い、 また、観測点の草刈を行った。更に、定期的にデータのダウンロードも行った(観測所までの旅費を計上しております)。  福井市笹谷観測室(SSJ)の収録用のパソコンが冬季の雷により故障していたため、持ち帰り、データのダウンロード、 パソコンの修理を行った。後日、設置する予定である(修理の際の電気部品代を計上しております)。


3.地震波形と地電位差データについて

2007年12月21日に鯖江市東部を震源とするM4.5の地震が発生した。池田町の観測室(TIJ)で観測された地震波と地電位のデータに、 2004年10月5日 M4.8のときと同じような、S波に対応する地電位差の変化が認められた。 図1に、地震波形と地電位差の波形を示す(図1.a(上下動)、b(水平動(南北))、c((水平動東西))、d(地電位差))。 震源は2004年のすぐ近く、北西に位置している。図より、S波に対応する地電位差の変化が認められる。 今後、更に詳しいデータの解析、考察を行っていく予定である。


4.Web部門

 昨年度に引き続き、ホームページの更新を行った。 しばらく更新の止まっていた携帯電話用ページの更新や、OB名簿の変更、奨励研究報告書、 研究紀要のアップロードを行い、また、防災ラジオの研究成果を載せたページを新設した。


5. 感想

 2007年12月21日の地電位データに、興味深い結果がみられた。まだ、データ変換等の作業は残っているが、これからこのデータに関してグラフ化など処理を施し、深く掘り下げ、地震波や地電位についての知識をつけていきたいと思う。


5. 謝辞

 本研究に於いて、本校一般科目物理担当 岡本拓夫教授にはさまざまなご指導を頂き、深く感謝します。誠にありがとうございました。  




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